フットケア
3月になり少し春らしくなりました
桃の花がピンクに色づき、春一番が吹き、卒業式があり・・・
猫は夜な夜な元気に鳴いています
薬局に来られる方の中には花粉症かな?風邪かな?
鼻がグズグズすると話される方が増えてきました
今回は花粉症の話しではなく糖尿病による足の病変についてです
血糖値の高い状態が続くと神経障害、血流障害が起こりやすくなります
また、細菌感染に対する抵抗力も低下します
体の末端にある足は、これらの影響を受けやすい部分なので注意する必要があります
感覚が鈍ると傷が出来ても気づきにくくなります
そこに細菌感染が起こると 化膿 → 潰瘍 → 壊疽 と悪化します
早めに適切な処置が必要です
異常に早く気付くためには入浴の際、足の裏に傷や腫れがないかのチェックを行いましょう
足がしびれたり、感覚が鈍くなった場合は医師にご相談されることをお勧めします
予防法は?
清潔を保つ (足を洗う 吸湿性のある靴下をはく)
乾燥を防ぐ (保湿剤を塗る)
蒸れを防ぐ (汗をかいた時には靴下をはきかえる)
皮膚の圧迫を避ける (足にあった適切な靴を選ぶ)
血行を良くする (運動をする)
治療の基本となる、食事、運動療法、薬物治療をきちんと行いましょう
いつまでも自分の足で歩いて四季の移り変わりを自分の目で見て楽しんで下さい